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医療福祉相談

センター長挨拶

ご挨拶

センター所長 北住映二

私たちの心身障害児総合医療療育センターは、社会福祉法人日本肢体不自由児協会が国の委託を受けて運営している、総合的な療育機関です。

「整肢療護園」「むらさき愛育園」合わせて240床の入園部門では、肢体不自由児・重症心身障害児者の方々への有期限(短期~中期)や長期の入園による、医療・リハビリテーション・療育・生活支援を行い、整肢療護園では、レスパイト目的などでの一時入所の数を除いても1年間で延べ600名のお子さんが有期限入園されています。

外来療育部門では、1日平均350名の方々が診療とリハビリテーションなどに来られています。外来に来られる方々の中で、気管切開や在宅人工呼吸器治療その他の医療ケア度の高い在宅の超重症準超重症児者が約400名になります。肢体不自由児・重症心身障害児者が外来でのおもな対象でしたが、近年は、肢体不自由・重症心身障害児よりもはるかに多数が存在する自閉症スペクトラム障害などの「発達障害」のお子さんの外来への受診も増加し、これも含めいろいろな障害のお子さんの1年での新たな受診は約1200名になります。多様で多数のお子さんが受診されるため、とくに、小児科・小児精神科では申込いただいてから初診までにかなり期間を要することとなっています。

私たちは、障害を克服することだけに力を置きすぎることなく、障害があっても前向きで広がりのある心豊かな生活を送ることができるように願い、「健康を守り生活を支える医療」、「生活の充実のためのリハビリテーション」、「個性を重んじ人権を尊重した療育」、「開かれたサービス」を、指針としています。御家族への支援も重視し、また、保育園・幼稚園、通園施設、学校などの地域のいろいろな機関や、訪問看護ステーションや地域医師会などとの連携による地域支援も、積極的に行うよう努力しています。

このような日常的な活動を基礎として、全国の療育施設等の職員を対象とした講習会も国からの委託により開催し、その受講者は年間で約1200名になります。

日本の厳しい財政事情と高齢化社会の中で、施設の運営は厳しさが増してきていますが、限界がある中でも、私たちは、人生の早い時期から障害を持つお子さんと成人の方々そしてその御家族を支える存在であり続けたいと、願っています。

心身障害児総合医療療育センター所長 北住映二