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平成18年の整形外科手術件数は162件で、脳性麻痺76件、先天性股関節脱臼16件(観血整復5例、減捻内反骨切り術11例)、骨形成不全症および先天性内反足各々9例、二分脊椎6例などが主なものです。
脳性麻痺の手術では、重症児に発生頻度の高い麻痺性股関節脱臼に対する軟部組織解離術が最も多く機能の向上の他に、二次障害の予防、痺痛除去、介助の容易化などのために4カ月ほどの術後訓練を行っています。
先天性股関節脱臼ではまずリーメンビューゲルを装着し、これで脱臼が整復されない場合は全身麻酔下徒手整復、さらにこれでも整復位が保持できない場合は観血整復を行うという治療体系を作り上げてきました(子どもの下肢の運動と筋肉の働きを重視する立場をとっているため、入院牽引療法による整復は私たちの体系にはありません)。リーメンビューゲルの正しい使用法を守れば約85%の先天性股関節脱臼が安全に整復に導かれ良好な股関節の発育が期待できます。約40年にわたり一貫した考え方と治療方針で好成績をおさめています。
骨形成不全症では、3mmの太さが刺入できるようであれば、テレスコービングロツドによる下肢長管骨の矯正を行い、立位を多く取らせて骨を丈夫にしながら歩行へと進めています。また、本症ではビスフォスフォネートの点滴注射も行っています。
先天性内反足では、Turco法を基本手術として、なるべく手術をしないでギプスや装具、家庭でのストレッチ指導を行っていて、最近の初回手術年齢は2歳以降となってきています 。
二分脊椎では麻痺レベルに応じた最大限の移動能力を確保し、思春期以降の機能の後退を少なくすることを目標として、泌尿器科、小児科、脳神経外科と協力して診療に当たっています。足部の麻痺性変形への手術が最も多く、筋バランスを重視した軟部組織手術に適宜、距踵関節固定術や踵立方関節固定術などを組み合わせています。
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心身障害児総合医療療育センター
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